ゲレンデに咲く花

月曜火曜の二日間長女夫婦と草津温泉へ小旅行に。30年ぶりの草津だった。スキーでは毎年行く娘夫婦が夏のスキー場の顔を見てみたいという志賀高原経由で行くことにした。自分も学生時代に毎年夜行列車でスキーに行った志賀高原、50年近く経ってどんなに変わったか見てみたかった。


志賀高原で滑る者なら誰もがあこがれたジャイアントコース。今ではその中腹をくり貫いて道路が通りトンネルができていた。道路際からゲレンデの中に入ってみた。

 
写真上:ジャイアントコース中腹から下を見る
写真下:ゲレンデに咲く花
            

緑のゲレンデにはアカツメクサの赤やウツボグサの青が彩りを添えていた。

  
  アカツメグサ        ウツボグサ           


ウチの近くではいわゆるクローバのシロツメグサは至るところで見かけるが、同じ仲間だと言われるアカツメクサはあまり見かけない。広いゲレンデ一面に咲いている。緑化センターの季節の花めぐりで名前を覚えたウツボグサがここに咲いていた。

  
        ホタルブクロ

トンネルの出入り口の道端にホタルブクロが咲いている。車が通るたびに風圧でチョウチンがゆらゆら揺れている姿が可愛い。


このあたりで標高1400〜1500mくらいだろう。下界の晩春から初夏にかけての気候だろう。花が生き生きしていた。標高2000mの横手山の頂上付近では寒くて外に出ていられないほどだった。


霧ヶ峰から美ヶ原を通って来たが、文字通り霧と雨で何も見えず素通りで高原の草花にはお目にかかれずがっかりしていたが、志賀高原では雨もなかった。立派なホテルばかりが目立ち昔の面影をすっかりなくしたゲレンデ群だがゲレンデに咲く花には心引かれるものがあった。