高砂ゆり

盆過ぎたら気のせいか朝晩しのぎやすくなった。早朝のウォーキングでひんやりとした冷気が心地よい。3年連用日記を見るとおととし平成19年8月16日は多治見で40.9度の暑さになり一躍多治見を有名にした日だった。それを思うと今年の8月中旬はしのぎやすい。元来がエアコン嫌いで、今年はまだエアコンをつけて寝た日は一日もない。


ここ1週間から10日ほど前からウォーキングの途中に高砂ゆりの群生が日を追ってどんどん広がっているのが目につく。
去年やおととしも群生していたが今年ほどの規模ではなかった。しかも群生地の数も増えている。一瞬、カサブランカかと目を疑うほどの立派なものも時々目に付く。

                    


ネットで調べると、高砂の名が付くとおり台湾原産の帰化植物らしい。種子で繁殖するようだ。花が終わると長さ10cmほどの細長いサヤが出来て種子がぎっしり詰まっている。晩秋になるとサヤがはじけて種子が放出されるようだ。


三好丘の丘陵地の雑草地は高砂ゆりにとって居心地のいい場所とみえて、群生地がどんどん広がっている。しろうと目には雑草地の他の草花に悪影響を及ぼしているとも思えない。群生地が広がって行くことが目の保養になっていいことだと思う。何か弊害があるだろうか? 悠学カレッジ「ふるさとの自然」が9月から始まる。芹沢先生に尋ねてみよう。