夕暮の景色


この秋一番を更新したけさの冷え込み。最低気温が10度を切ったとか。夕刊の見出しに「忍び寄る冬の足音」などと活字が躍っている。もう、”秋の暮れ”か。一日が夕暮れるように秋という季節が暮れてゆく。さもありなん。けさは車のフロントガラスにワイパーをかけないと前が見えないほど夜露に濡れている。日中は風も収まり爽やかな秋晴れ。こんな日の夕暮の景色がこれまた美しい。三好が丘駅東の山の上にある浮雲の桟橋からの夕景色だ。




雲のいたずらで、まるでビルが火を噴いているような景色だ。




近頃、気になること。

TPP参加問題。賛成派も慎重派もあの総決起大会の勢いをテレビのニュースで見ると普天間問題の二の舞になるのではと気になる。対外的には「心配しなさるな、信用して頂戴」と言っておきながら国内での意見がまとまらず政権の命取りとなったように。TPPもこうならなければいいが・・・。


年金問題。今の厚生年金制度の制度設計をした時代は人生50年時代で人口構成はピラミッド型、いまや人生80年時代で人口構成も逆ピラミッド型。いくら頭のいい人たちが考えても当初からの制度で今の時代に持ちこたえることができないことくらいわかっているはずだ。それを、小手先の手直しで何とかしようとしているように見えてならない。抜本的な手直しが実施されるまでに時間がかかるから、それまでの過渡的措置としての手直しなら、それはそれで国民に丁寧に説明が必要だ。支給年齢68歳〜70歳が独り歩きしているようで、どうも気にかかる。


あすから11月3日までクマさんの日記はお休み。