カランコエ


日中はおおむね晴れ。風が冷たい。午後雪雲が飛んで来て一時的に雪が舞うほどの厳しい寒さ。それでも、陽射しは日一日と春に近づいているとみえて出窓の暖かい場所に飾ってある鉢植えのカランコエの可愛らしい花が咲き始めた。ウィンタークレマチスやら冬しらずといった”冬ならでは”の花の世界からカランコエのような”冬から春にかけて”咲く花の世界に季節は着実に移ろっている。このカランコエはそんな季節の移ろいの証と言えよう。


国会が始まった。国会では先生方の政策についての論戦を国民は期待しているのに、政局絡みの”仁義なき戦い”の様相だ。自民党が”偽りの政権に終止符”といえば首相は施政方針演説で与野党協議に応じない自民党に対し恫喝まがいの応酬。


国民は座礁して転覆しかかっている”日本丸”を船長がどうやって再び航海できるようにしてくれるか固唾を呑んで見守っているのだ。3月か6月か9月に船長が変わるかもしれないとの噂が出ている。イタリアの地中海クルーズ客船の船長みたいな見苦しいことはことだけはしないでほしい。