アイフォーン5 地図の誤り


猛烈な台風が列島を縦断するなんていう触れ込みに脅されててきのうは朝から植木鉢を避難させたり、ガーデンテーブルやチェアーを仕舞い込んだりの大わらわ。通過してみれば、大山鳴動して植木鉢ひとつひっくりかえらず。被害に遭わないために備えたからこう言えるのだ。としておこう。台風一過のスカッとした晴天を期待したが、晴れ間はあるが雲の多い一日。


わが自家用車で伊勢湾岸道名港トリトンを渡ると、カーナビ上では水陸両用車でもないのに海上を航行していている状態だ。地図に誤りがあるのではなく、橋が開通する前のデータしか入ってないからだ。


先日発売され大変な話題を呼んだ米アップル社の「アイフォーン5」。搭載された地図の誤りが次々と指摘され、苦情が殺到しているらしい。皇居の真ん中に二つの美術館が建っていたり、ハングルによる公園の表記があったりしているそうだ。


デタラメの原因はまだよくわからないそうだが、少なくとも製作者の日本への無関心さにあるのではないだろうか。天皇陛下のお住まいに美術館が同居するわけがない。日本と中国と韓国の区別がつかないからハングルによる公園の表記があっても疑問を持たない。一方では、国際社会が日本に対してあまりにも無関心ということを嘆くなら、もっと正確に事実を知ってもらう努力が必要でないだろうか。