ひるがの湿原植物園


絶好の秋晴れ、標高900mの高原は観光の端境期とあって、のんびり、のどかな自然を満喫するのに十分すぎるほど条件だった。市の生涯学習講座寿大学のきょうの講座は郡上市ひるがの湿原植物園一帯の自然散策。東海学園大学の島岡先生の引率。



湿原植物園は、かつて満州からの引揚者が開拓した当時の蛭ヶ野の面影を残す貴重な場所で園内には50種以上の湿原植物と水生植物が生育している。この植物園とその西の分水嶺公園一帯を散策。


ひるがのの花たち



★ ゲンノショウコ
昔から下痢止めの薬草として有名。煎じて飲めばピタリと効くことから「現の証拠」と名付けられた。夏から秋にかけて白や赤の花が咲く。西日本は赤、東日本は白と言われ赤と白が揃って咲いているのは珍しいと現地のガイドさんの説明。



★ エゾリンドウ                                   山地の湿地帯に生える。茎の高さは50〜100cm。花期は9〜10月。



★ ウメバチソウ
山地帯から高山帯下部の日当たりのよい湿った草地に生える。花期8〜10月。花径2cm。 草丈10cm。