「鉄道の日」リニアとななつ星


3連休は秋晴れに恵まれ,朝晩はめっきり涼しくなった。きょうは地域の神社の秋の祭礼。氏子役員OBとして土曜も日曜もきょうの祭礼当日も狩り出され、お手伝いの3連休だつた。                               


土曜の中日夕刊に「心安らぐ秋の彩り」との見出しで愛知牧場のコスモス畑の写真が載っていた。真夏日続きではコスモスも似合わない。朝晩涼しくなってこそのコスモスだ。連休中の愛知牧場は混雑するので日曜の朝のウォーキングは豊田・宮口の休耕田を利用したコスモス畑へ遠征。


色とりどりの花がひしめきあっているコスモス畑。もう1枚羽織ってくればよかったと悔やむような冷たい風が吹く度にコスモス畑では色とりどりの花が揺れ交わしている。紛れもない日本の秋の風景だ。コスモスは現代版「秋の七草」のナンバーワンに挙げられるだろう。


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きょう10月14日は体育の日と同時に鉄道の日だ。昔は新橋ー横浜間の鉄道が開通した「鉄道記念日」と云っていたがいつのまにか「鉄道の日」になっている。今年の「鉄道の日」を間近に控えた先月とつい先日に好対照な鉄道に関する話題が発表された。大変興味深い。リニア中央新幹線JR九州の豪華寝台列車ななつ星」だ。


リニアは東京・名古屋間40分で11,500円。ななつ星は3泊4日、2人1室で最高113万2千円。移動の手段に徹するリニアからはスピードが節約してくれる時間を買い、移動そのものを目的として楽しむななつ星からは快適な空間とそこで過ごす時間を買う。鉄道が開通して114年。なんと欲張った贅沢なことを追求する時代が来たことか。



あす15日からななつ星は運行される。乗ってみたいが、手が届かない。予定通りの開業ならリニアに生きて乗れるかどうか。かつての鉄道少年の夢もブルートレインに乗ったことと、上海で時速430kmのリニアに乗ったことでお茶を濁し、得意の”先送り”になりそうだ。