色々思いつくこと


わが国自前の気象衛星が飛ぶようになって気象の情報も迅速で正確になった。今度の台風27号など1週間も前から本土を襲うなどと情報を流され各種行催事の関係者は振り回されていることだろう。自分に関することだけでもこの1週間で延期が3件、中止ないしは延期と想定していたが、ならずに済んだのが、きのうの緑化センター、きょうのグラウンドゴルフの例会を初めとして3件。


情報も足りなければ、足りないで不都合なことが多い。多すぎて氾濫すれば、それはそれで振り回されることになる。受け手の自己責任で取捨選択せよと云っても、専門知識がなければそう簡単にできるわけがない。こと災害に関すれば、用意周到の備えをして、それが空振りに終われば最善とすべきだろう。



きょうの昼飯前の出来事。午前中、自分はグラウンドゴルフ、カミさんは生涯学習講座。カミさんから携帯。講座の仲間と急にランチすることになったので、昼ご飯は外食するなり適当に自分でつくるなりせよとのこと。当方いわく。ランチすることはいいが、そういう予定があるならどうして用意して行かなかった。どうせ、冷蔵庫の中には適当なものなんてないだろう。

一旦帰宅してから、また外出するのは面倒なこと。どうせ、自分で料理できる適当なものはないだろうが、不平を並べてみたって昼飯にありつけるわけでもなし。と冷蔵庫の中や買い置きの食料のある棚を探すとけっこうあるものだ。結局自炊した。


こういうことって人生にも当てはまるのではないだろうか。「お金がない」「才能がない」「体が弱い」。無いものを数え上げたら切りがない。でも、「あるもの」を探せばいっぱい見つかる。住む家があって、家族がいて、友達がいて、今日食べるご飯があって・・・。ひょっとしたら「ないない」と思っていただけで、隠された才能や美点があるかもしれない。それはただ、まだ探していないだけで。


相田みつをが似たようなことを云っていた。早速、本を引っ張り出した。<人間、やっぱ具体的に動かなきゃダメだ。具体的に動けば具体的な答えがでる。自分の期待通りの答えかどうかは別にして、具体的に動けば必ず具体的な答えが出る。>