アホなタレント議員


時折薄日が漏れてくる程度だが、まずは穏やかな3連休の初日。三好ヶ丘駅からのバス通りの街路樹ナンキンハゼもようやく色づいてきた。まだ風当たりのよい木だけだ。実がまだ青い。やがて白くなる。去年の10月24日に撮った写真と比べたらほぼ同じ状態だ。ということは、約1週間紅葉が遅れているということだ。


きのう伊勢に行く電車の中で読んでいた新聞(毎日新聞)にゆっくり読まないと見落とすほどの小さな見出しで「山本議員 陛下に手紙手渡し 園遊会」と出ていた。バカなタレント議員だ。そんなことの分別もつかないのかと思いながら読んだ。ところが、けさになったらえらく波紋が広がっていた。


テレビの情報番組で取り上げていた。中日新聞の「特報」面では「国会でこそ闘い挑め」と大きな見出しを出しつつも、「脱原発の急先鋒紙」らしく福島事故の現状を憂う手紙の内容を支持する声が根強いなどと問題をすりかえている。


今の憲法天皇は政治に関与しないことで国民を統合して行くと云うことを国会議員とあろう者がわからずに、「反原発」というただでさえ国民の間で意見が分かれる問題に天皇を引きずり込もうとしたのだ。これが、ことの本質なのだ。


バカ議員にあきれかえるが、この問題で騒げば騒ぐほど「常識」という言葉を知らない山本議員とその支持者と中日新聞がが喜ぶだけだけだ。そっとしておくのが一番いいのではないか。