総理靖国参拝


雨上がりの朝、日が昇って風のない8時、9時頃はウォーキングしていても心地よい。1時間も歩くと汗ばむほどだ。丘陵地の畑に菜の花がもう咲いている。寒風の中で咲いていると違和感があるが、この暖かさに似合いの花に映る。



きのうの安倍総理の突然の靖国参拝は国の内外に大きな波紋を投げかけた。専門的な論評はマスコミに任せるとして、安倍さんのこの行動が歴史に残ることになる可能性もあるので自分の感じたことを日記に残しておこう。



1.新聞の論調に大きな隔たり。
けさの新聞をデジタル版でみると、「首相と靖国神社 独りよがりの不毛な参拝。内向きな、あまりに内向きな振る舞いの無責任さに、驚くほかはない」(朝日 社説)


「首相靖国参拝 国民との約束果たした 平和の維持に必要な行為だ」(産経 主張)朝日と産経の隔たりは今に始まったことではではないが、180度違う論調だ。自由に物を云える国にいることを喜ばねばなるまい。それだけに、一方向だけのアンテナを張っていては偏った見方に陥りがちになる。多方向アンテナで情報の取捨選択をする必要がある。


2.識者は国立の追悼施設をというが、本当に可能か?
戦前の靖国神社国家神道の中心、戦後宗教法人になった。国立の追悼施設を造るからと云って国家権力で靖国に眠る神様(英霊)を差し出せとは云えないだろう。戦争を主導したA級戦犯靖国にまつられていることに中韓がこだわるなら、その分だけを他の施設に分祀ならできるかもしれないが。


3.靖国問題、もういい加減にしてくれ。
米国、中国、韓国とも大物政治家がいなくなった。自国内の問題処理のために日本バッシングで外に目を向けさせることに躍起のようだ。中国では訒小平が最後の大物でないだろうか。歴代総理の靖国参拝は何ら問題にならなかった。韓国朴 槿惠大統領も日本通だった父親大統領と同 一視されるのを避けるため、敢えて日本バッシングしているようだ。オバマ大統領も、隣同士の喧嘩はしないでくれ、そこまで面倒見きれん。靖国参拝を知って失望。もう少し、大物だと思った。


安倍さん、この反響は想定内だったと思うが、これで終わったわけではない。長期政権が続けば、毎度この騒ぎでは中韓に進出している企業とその従業員家族は気が気でない。参拝されることにとやかくは云わない。国内外に影響力のある方だから、中韓の反発を恐れて中止すると云うような臆病では困る、周辺環境を整えた上で参拝してもらいたい。今回は、国内情勢が順風すぎてフライング気味だったようだ。