ミッションスクール


天気は下り坂。お昼頃から降ったりやんだり、夕方から本降りに。この時季、降り続く雨がせっかく真っ白に咲いたオオテマリを散らしてしまうのではと去年までは気がかりだったが、今年からはその心配からは解放された。葉っぱが見事なまでに虫に食われて花が咲かなくなってしまったのだ。


リタイヤーしてからNHKの朝の連続テレビ小説を見ていたが、グラウンドゴルフやらウォーキングに熱が入って見なくなった。ビデオに撮ったり、再放送を見るほど熱心なファンでもなかった。ところが、この4月から始まった「花子とアン」には、なぜか熱が入っている。



この「花子とアン」は今、花子の学生生活の場面が続いてる。明治時代になってキリスト教の布教のために欧米の教会から派遣された宣教師たちは、こぞって学校を設立して伝道に努めた。このドラマ、「赤毛のアン」の翻訳で知られる村岡花子のカナダ人の宣教師によって設立されたミッションスクールでの寄宿生活が描かれている。


このドラマ、まだ始まって間もないが、こんなことを思った。日本の教育にキリスト教の果たしている役割は多大なものだ。特に女子教育に果たした役割は大きい。皇后陛下もミッションスクールの出身だ。ネットで調べたら、キリスト教系の大学は実に70数校ある。                                                   


その割に信徒の数は国民の1%にも満たないと云われている。クリスマスと結婚式の時の俄か信徒の数を入れたらグンと上がるだろうが・・・。韓国の信徒数は国民の3割で仏教徒より多いそうだ。西アフリカのナイジェリアでの200人以上の女子学生拉致事件、「西洋の教育は罪」とうそぶくイスラム過激派。とても21世紀に起きたとは思えない残虐な犯罪だ。余りにもギャップのある色々な現象に頭の中がおかしくなる。起承転結の「結」がまとまらない。