情報との付き合い方


冬の嵐が去って穏やかな日和が戻った。こんな日はウォーキングの足取りも軽い。役を仰せつかっている仕事の関係で町内での配り物も含めて午前中だけで10km以上も歩いた。珍しくヒイラギを垣根にしている家があった。節分の豆まきのとき鬼を追い出すために玄関や門に飾るあのトゲトゲのある葉っぱの木だ。漢字で書くと「柊」。冬の木と表す。この季節に花が咲く。なぜか、この家の垣根には花が咲いてなかった。緑化センターでは白い花が咲いていた。


緑化センターといえば、先日の季節の花めぐりで抽選会があり松ポックリで作ったクリスマスツリーが当たった。高さ15cmほどだ。去年からイルミネーションを庭に飾るのをやめた。今年は、このツリーでクリスマス気分を出すことにした。



娘たちと旅行に行って食事をしようとするとき、「食べログ」で何点か。どんな書き込みがあるかをスマホでまず調べるのがお決まりコースだ。店に行く前に腹ならぬ頭がいっぱいだ。情報にふりまわされて料理の味の方はあまり覚えてないことが多い。


先日、消費税増税が延期になったことを受けて、米国の格付け会社が日本の国債の格付けをワンランク下げて、21段階中5番目に格下げした。日本は中国や韓国より下位、イスラエルチェコと同レベルと位置づけられた。なんか釈然としない。クマさん、八っあんが怒ったところでどうこうなるものでもないが・・・・。


この格付け会社は企業の信用力も調査し信用格付けを行っている。現役時代、財務関係の同僚がこんなことを冗談交じりに云っていたことを思い出した。「格付け会社の連中は偉そうなことばかり云う。そうかといってムキになって反論するわけにもいかん。格付け会社の格付けをして公表してやりたいものだ」と。


ミシェランの星にはトンと縁がなし。点数や格付けには、ほどほど付き合うことだ。