勝負は下駄を履くまで・・・


体温をも凌ぐ気温。おそらく今年最高気温だろう。今週から来週にかけてが暑さのピークだろう。暦の上では来週の土曜8日はもう立秋だ。
                                          

早朝のウォーキング、荒れ地にアメリアサガオを見つけた。アサガオは夏の風物詩であるが、野に咲くアサガオは日が短くなる9月から10月に咲く短日植物で、俳句では秋の季語だ。そのアメリアサガオの近くでキバナコスモスが群生していた。これは夏でも咲いている花だが、コスモスの名が入っていると何となく秋を連想してしまう。


今年の最高気温の日にタイミングよくアメリアサガオとキバナコスモスで秋の予兆をキャッチして、ささやかながらの暑さ凌ぎとなった。



中米を舞台に、油田火災の消火のために危険なニトログリセリンを運ぶ仕事を請け負ったイブモンタン、恐怖におびえながら運搬に成功。報酬をもらってご機嫌の気分でトラックを蛇行させながら運転し、断崖から落ちてしまう。これは半世紀以上も前イブモンタン主演の仏映画「恐怖の報酬」のストーリーだ。


今夜のドラゴンズ、対巨人戦。7回まで同点で来てまたもや8回に決勝3ランを打たれて負け。クマさんの日記、土日は休みにしている。毎週金曜日になると、なぜかカキコをするのにどうも気分が乗らない。何をカキコしようかと焦ればあせるほど、ただ徒に時間が過ぎるばかりだ。


「恐怖の報酬」のイブモンタン役、「ドラゴンズの投手陣」、「クマさん」三者共通のキイワードは何かと云えば「安堵感」だろう。長い緊張が続いたから早くラクになりたい。もう一息でラクになれるという安堵感だろう。そこに、「落とし穴」があるのだ。「勝負は下駄を履くまでわからない」昔の人はいいことを云った。勝負が終わって下駄を履いて”賭場”を出て初めて安堵できるのだ。