ウィンドウズ10


週末は花火大会に夏祭りと夏の風物詩も佳境だ。それに負けじと暑さの方も佳境だ。故郷多治見がとうとうやってくれた。土曜、日曜と連日39度超。土曜は今夏最高気温39.9度だ。ローカルな街から全国区への格上げだ。


最高気温が体温を上回るような日でも、日が昇る前のウォーキングは爽快だ。オシロイバナの咲いている荒れ地に近づくと、えも言われぬ芳香が漂ってくる。夜に活動する昆虫をひきつけるための香りだ。この花、夕方から咲き始めて明るいうちは、写真のような赤だとか黄だとか白など多彩な色仕掛けで昆虫をひきつける。


熟した黒いタネをつぶすと「おしろい」のような白い粉が出てくることからのネーミングとのことだ。


                             先週の29日にWindows 10の無償アップグレードが開始されたことがニュースになっていた。無償ダウンロードで最新のOS(基本ソフト)が手に入るならユーザーにとってこんないいことはない。マイクロソフト社というのはウィンドウズというOSの販売をビジネスの中心に据えているのではないか。 それなのに、なぜ無償でこんなことをするのだろうか?


トヨタは先ごろ燃料電池車(FCV)の発売と同時に燃料電池車に関する特許を2020年まで、水素ステーション関連については永久に無償化すると発表、メディアを騒然とさせた。これは世界にプレーヤーを増やして、技術革新や量産の広がりを促す狙いがあったと云われている。



ITオンチのクマさんには、詳しい事はわからないがマイクロソフトトヨタも「損して得をとる」ということが共通のキイワードとなっているのではないだろうか。                             


ウィンドウズ8が失敗に終わりスマホの世界でも劣勢という現状のマイクロソフトはOSを売ってもうける商売から脱却するという目論みだろう。ウィンドウズ7や8のユーザーに対し10に無償でアップグレードすることによりスマホや今後広がりをみせる多様な機能にも対応する。具体的にどんな機能があるかは知らないが、たとえ無償でOSを提供しても成算はあるということだろう。