高齢者の運転事故に思う」


朝から青空が広がり、少々季節風が強いが、気持ち良い日となった。ウォーキング途上各所のモミジの紅葉がはじまった。行く先々のモミジ、一口に紅葉といっても、日差しの角度でさまざまな色合いをみせている。この紅葉のさま、「 大紅葉燃え上がらんとしつつあり」 高浜虚子  この句がピッタリのさまだ。




おととい14日は月が地球により接近し、大きさで14%、明るさで30%増しで、大きく明るく見えるスーパームーンの日だったが、あいにくの天気だった。昨夜1日遅れのスーパームーンを撮った。素人にはいつもの十五夜となんらかわるところが見えなかった。



高齢者が運転する車による重大事故が連日報道されている。週2回あるグラウンドゴルフの例会に集まるメンバーの中で半数近くが、車の乗り合わせでやってくる。また、月平均2回はある市内外での大会には乗り合わせで参加する。 


休憩時間などで語られる、高齢者による事故の話は自分たちと同年代が起こした事故であるにもかかわらず、自分も含めてどこか別世界での出来事のように語られる。誰しも、自分にかぎってブレーキとアクセルを踏み間違えるような馬鹿なことをするはずがないと思い込んでいる。


ハード面からソフト面にわたっての対策も連日報道されている。過疎地などでは、車がなければ病院・買い物など生活がなりたたない。独り暮らしも多く、自由に外出もできず趣味や生きがいをなくす人もいるだろう。我々の仲間たちのような「自分にかぎって」族がけっこういる。


こうした状況からすると、携帯電話やスマホに「高齢者仕様」があるように、車だってより安全性を高めた「高齢者仕様」があってもいいのではないか。障害物を探知して自動ブレーキのアイサイトとかアクセルを踏み込んでも暴走しないシステムなどすでに開発されているから、そんなに高いハードルでもないと思うが・・・。