かれいなる変身


案の定、朝から雨。火曜と木曜が例会のグラウンドゴルフ、今週は2回共に雨で流れだ。こういう日こそ病院通いにはもってこいだ。おかげで、今週は火、木、あすの金で3日のドクターショッピングだ。


クマさん来年は「かれいなる変身」をする年になりそうだ。「華麗なる」ならいいが「加齢による」変身だから、特筆すべきことでもないが、世界が明るくなることを期待しての手術だから、クマさんの人生ではひとつのエポックだろう。それが、どういうことかは以下の通りだ。



「眼瞼下垂(がんげんかすい)」、平たく言えば「まぶた」が加齢により下がって瞳孔(どうこう)」を覆っているので、物が見難くなっている。いくばくもない余生の世界が暗くては、生き甲斐もない。明るい世界で余生を楽しみたいから垂れ下がった「まぶた」を上に引っ張り上げる手術をすることにした。きょう申し込んで来年2月手術だ。


数年まえから、まぶたの下がりは地元眼科医に指摘され、紹介状を書いてもらい豊田厚生病院の形成外科へも行った。そこでは、その手術をしても100%よく見えるようになるかは保証の限りに非ずと云われ断念した。その後、地元の眼科医の先生も代わった。おとといの火曜、年2回の視野検査の日だった。「まぶた」が下がり過ぎて検査ができない状態になっていた。



代わった先生は、眼形成科のある愛知医大病院を紹介してくれた。ここは、一般的な形成外科と違って眼科の形成外科だから自分のような症状を専門に扱っているから信頼できる。こうしてみると、自分のようなケースにかぎらず、他の診療科目でもセカンドオピニオンの意義を改めて思い知らされた。


厚生病院形成外科の先生のファーストオピニオンで手術を断念していたらクマさんの「華麗なる変身」もなかった。セカンドオピニオンのおかげで、「華麗なる変身」への道が開けた。