片山晋呉プロ不遜な態度


6月も中旬になるとさすが日差しが強い。隠居仕事の草むしりをしていても背中が焼け付くように熱い。幸い、台風の吹き戻しか、寒気のせいか知らないが風があって救われる。きょう12日は米朝会談の日。皮肉な見方をすれば、あご・あし(宿泊費と交通費)も自前で都合がつけれない若造相手に、まさにトランプの政治ショーに世界中が踊らされていると云った感じだ。


NHKテレビは朝の9時から8時間ぶっ通しの米朝会談だ。これだけ世界中から注目されると、北の若造もますます思い上がりが激しくなるのではと心配だ。昼のニュースで見る限りでは、きょうは米朝交渉開会式のセレモニーではないだろうか。



今、シンガポールセントーサ島に世界の目が注がれている。4年前にフリープランの旅行で行った。遊びや見学の選択肢があまりにも多すぎて、水族館と海の博物館くらいしか記憶がない。島内にホテルも10以上あるようだ。ロープウェイから撮った写真が話題のカペラホテルではないかと思う。(思い込み違いかもしれないが)




7.8年前のことだ。和合ゴルフでの中日クラウンズのプロアマ戦を見に行った。ハーフを中島常幸選手の組についてまわった。彼は同組のアマ3人にワンポイントレッスンをしながらラウンドしていた。前の組だったか後の組だったか記憶にないが片山晋呉選手の組と隣り合わせだった。


片山選手はグリーンまわりに来ると、別のボールでアプローチの練習をしたり、グリーンの傾斜やボールの転がり具合をチェックしていた。あれでは、高い金を払ってクラブへ飲みに行ってもホステスが相手してくれないのと同じでないかと一緒に見に行った連れと話をしたことがある。



やっぱり、片山選手の不適切な振る舞いは今に尾を引いていた。男子プロゴルフ界がバブル期のように隆盛の時はあまり表に出なかったが、落ち目になると業界を揺るがすほどの騒動に発展した。そんな思いだ。片山選手が問題を起こしたのは5月31日開幕の日本ゴルフツアー選手権のプロアマ競技の際、招待客を激怒させる行為をしてしまったのだ。


報道によれば、1ホール目の終了時に片山は「前が詰まっているから」と云って2ホール目のティーグランドに向かおうとせず、黙々とアプローチの練習やグリーンのチェックを続けたという。その不遜な態度に招待客は激怒してプレーを中断して帰ってしまったという。


この事態を重く受け止めた日本ゴルフツアー機構青木功会長と石川遼選手会長は当日、そのゲストに直接謝罪。メディアに対しても片山のトラブルを起こした事実を発表し、「極めて深刻であると受け止めている」とコメントした。当然ペナルティーが課せられるだろう。「欠点は勢いのあるとき、その勢いに隠されるが落ち目になると必ず表面化する」