カップヌードルあれこれ

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”お彼岸ウィーク”の週明けのけさ、新聞を取りに門まで行って気づいた。駐車場の車のフロントガラスがガリガリに凍っている。ウォーキングの道すがら、日陰になっている草むらは霜で真っ白だ。”お彼岸の入り”とはいうけれど、まるで真冬並みのけさの景色だ。                          

 

「暑さ寒さも彼岸まで」というけれど、このような冬景色に接すると、正岡子規の句「毎年よ彼岸の入りに寒いのは」が大変説得力のあるものだと感心させられる。 「お母さん、お彼岸だというのに寒いなあ」と言うと「毎年よ・・」と母がこの句のように答えられたという。これが現代口語体俳句の基本形になったそうだ。 正岡子規は春の彼岸を迎える度に、お母さんを偲び、供養の手向けをしていたことだろう。

 

 

ラジオ深夜便の伝える、おとといの土曜3月16日の誕生日の花はハルリンドウだった。3月6日にアップしたショウジョウバカマを撮影した瀬戸の山奥、岐阜県境にある山野の日陰になることの多い斜面にはショウジョウバカマ、陽当たりのいい部分にはハルリンドウが点々と咲いていた。

 

ハルリンドウの花期は3〜5月。ふつうのリンドウは秋に咲くが、この花は春にきれいな青紫色の花が咲くことからのネーミング。リンドウ科リンドウ属。

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朝の連ドラ「まんぷく」、チキンラーメンに続くヒット商品カップヌードルの開発も佳境に入り完成まであと一歩の所まで来た。世界80ヶ国で4億食以上が売れている商品だとわかっていても、ドラマの中に引きこまれて行き、手に汗握る。

 

先週から今週にかけて、このカップヌードルにまつわる話題が賑やかだ。先週水曜か木曜だったかの産経新聞デジタル版に載っていた。日清食品と大阪の阪急うめだ本店のコラボで同店内に昨秋から自分の好みにオーダーメイドできる「MOMOFUKU NOODLE」の店を出して、大ヒットしているそうだ。

 

麺とスープ3種類から1つと野菜具材10種類から4つを自分の好みで組み合わせることのできるカップヌードルで組み合わせは2145通りになるそうだ。1個540円。なお、MOMOFUKUというのは、創業者安藤百福氏の名前からとったもの。

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きのう17日のNHK大相撲のテレビ中継、ゲストは「まんぷく」で主人公萬平の妻(安藤サクラ)の姉の夫役小野塚真一を演ずる俳優大谷亮平だった。アナウンサーに朝ドラの見所を聞かれると「カップヌードルが完成して・・・・」と日清食品の名前を挙げてしまう場面があった。NHKアナのフォローはさすがだった。「まんぷくヌードルですね」と瞬時に訂正して切り抜けた。

 

 日清食品では同社所属の大坂なおみ選手がテニスの二大タイトルを獲得したのを記念して「カップヌードル大坂なおみグランドスラムV2記念パッケージ」をきょう3月18日に全国で数量限定発売するそうだ。1個180円。

 

同社では「世界の強豪を相手に立ち向かう大坂選手と、日本を代表するブランドとして世界市場に立ち向かう『カップヌードル』は、これからも世界を沸かし続ける」としている。

 

単身赴任時代の昼飯はこのカップヌードルとおにぎりで済ませること多かった。その時代の住まいはドラマ「まんぷく」の舞台池田と隣接する豊中の、それも池田に近い地域だった。竹内まりやの歌「縁(えにし)の糸」の一節から、♪どんなに細い縁の糸も物語運んでくる