思いつくまま

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穏やかな晴天。上着要らずの暖かさになった。1週間前の20日に長崎に上陸した桜前線春分の日を機に21日東京、22日名古屋と順調に開花が宣言されていたが、思わぬ寒の戻りで一時足踏みの様相だった。上陸後1週間目のきょう27日、やっと大阪で開花宣言だ。

 

この地のソメイヨシノも、相変わらず足踏み状態だ。それでも、ウォーキング沿道で早咲き系のシダレザクラエドヒカンザクラの開花が見られるようになった。ことほどさように、私たちは実に季節の移ろいに敏感だ。先人が大切にしてきたものを今に受け継いでいると云えよう。

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きのうのラジオ深夜便によると、きのう3月26日の誕生日の花はチュウリップとのこと。わが家の庭では4月にならないと花の姿は見られない。何年か前に撮ったものをアップ。

 

チューリップは花も葉もシンプルで美しく、世界中で人気のある球根植物。現在の品種リストには5千を超える品種が登録されているそうだ。原産地はトルコ。花の形がトルコ人が頭に巻いているターバン(チュルバン)に似ていることから、チュルバン→チューリッパに変化したのが、名前の由来とパーソナリティーの説明。

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2週間前の月曜、名古屋に出かける際、雨降りで肌寒い日だった。冬の服装で出かけようとすると、カミさん曰く。「もっと春らしい服装にしたらどう?」そうか、天気に合った服装より季節に合った服装の方が大事か。これぞ、日本人だ。つまり、日本人はそれほど季節の移ろいに敏感なんだ。

 

その名古屋に行く地下鉄の車内でのできごと。ほぼ満員。平針から乗った自分と同じくらいの年恰好のおじさん、優先席の前のつり革につかまっていた。大学生らしい男がつり革につかまっているおじさんに「どうぞ」と云って席を空けた。

 

 おじさん、知らん顔して立ったままだ。伏見までの約20分ほぼ満員というのにその席は誰も座ることなく空いたままだった。このおじさん、素直に大学生の好意を受けるなり、立っているなら礼の一言ぐらい云えばいいのに・・・。

 

 自分はどうかといえば、譲られる立場になった今、せっかく勇気を出して譲ってくれる人の好意を無にしてはいけないと、素直に譲ってもらうことにしている。しかし、譲ってもらったことは1度くらいしかない。オレって、若く見られているかな?