「韓国報道」について思う

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未明から夜明けにかけて、台風15号の直撃から免れた。ちょっぴり東にずれただけで,この地は一滴の雨も暴風もなし。フェーン現象による猛暑だけだ。鉄道距離で350km、直線距離だとわずか260kmの名古屋と東京の距離から考えると、これっぽちの距離の差だけで、片や風雨なし、片や計画運休で大混乱の首都圏の交通網。台風の上陸した千葉にいたっては、観測史上1位の最大瞬間風速57.5mを記録している。関東の人には申し訳ないが、天が味方してくれた台風15号だ。

 

ラジオ深夜便が伝えていた誕生日の花。おととい7日はコルチカム。きのう8日はタマスダレだった。

コルチカム

7.8年前まではわが家の庭で今頃咲いていたが、絶えてしまった。この花、球根草であるが、球根を土に植えなくても秋になると花が咲くという変わった性質がある。葉は開花後に出てくる。日当たりのよい室内などに球根を置いて、花を鑑賞してから土に植えても全く問題はない。土に植えておくと自然分球して殖えていく。 有毒らしい。球根を犬が食べて死亡した例が報告されているそうだ。イヌサフラン科  イヌサフラン属(コルチカム属)

 

タマスダレ

白く美しい花を「玉」に、葉が集まっている様子を「簾(すだれ)」にたとえたネーミング。わが家の庭と歩道の境界に沿って今咲いている。前日の日記にこの花をアップしたところなので、別のアングルのものをアップした。彼岸花タマスダレ

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日韓の関係が悪化している中、先週の週間ポストの特集記事は「韓国なんかいらない」「厄介な隣人にサヨウナラ」の見出しだ。同誌を読んでいないから、具体的な内容はわからないが見出しを見る限り大変勇ましい。早速、毎日新聞が社説でかみついていた。「日韓対立の時流に乗れば、何を書いても許されると考えたのだろうか」「偏見やヘイト感情におもねり、留飲を下げる効果を狙ったのではないか。だとすれば、さもしい姿勢と言わねばならない」と。

 

中日新聞も4日の社説で「批判にも節度が必要」「当該号の回収も検討すべき」とかみついていた。クマさんは思った。いくら日本側が法と論理、正当な手続きを通じて関係を構築しようとしても、それが通じない。週刊誌が特集を組むほど国民の不満が噴出しているということだ。

 

社会の木鐸(ぼくたく、指導者)面(つら)して週刊誌に非難を浴びせる新聞も新聞。発行部数が伸びれば何でありのさもしい姿勢の週刊誌も週刊誌。どっちもどっちだ。検閲の厳しい一党独裁国と違って、右に偏向した記事も左に偏向した記事も自由に読める我々は幅広い視野に立って賢明なる判断を下すことが課せられているということだろう。