こだわりの蕎麦づくし

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爽やかな秋空が広がる、穏やかな天気が土曜から3日も続いている。それに引き替え、週末は台風21号や低気圧の影響で関東から東北にかけて、またまた記録的な大雨だった。千葉県は台風15号、19号に続きこの秋三度目の災害だ。きのう27日の誕生日の花はヨメナラジオ深夜便が伝えていた。

 この時季、ウォーキング中に農道でよく見かける。道ばたや土手で見かけるノコンギクとよく似ていてなかなか見分けがつかない。解説によると、ヨメナは水田のあぜなどに生え、ノコンギクは路傍に生える。花がヨメナの方がやや大きいそうだ。

クマさんの撮ったヨメナも本当にヨメナか自信がなかったが、ラジオの解説を聞いてほゞ間違いないだろう。

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「新そば」の時季だ。きのうの中日新聞サンデー版でも「蕎麦(そば)と唐辛子のいい関係」と題して、そばとその薬味の唐辛子について“うんちく”を傾けていた。

 

10年ほど前の11月のことだが、現役時代の友人10人で「こだわりの蕎麦づくし」を賞味してきたことを思い出した。所は、岐阜市の郊外関市に近い住宅地の中。サラリーマンの定年後、趣味で始めた蕎麦打ちが高じて自宅でプロとして始めただけあって手入れの行き届いた広い庭のある普通の民家の座敷で食べさせてくれる。

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それだけに、主人のこだわりはハンパじゃない。オール予約制。2月、6月、10月の1日の朝8時からの電話予約のみ。マスコミの取材はお断り。昼食の客は前日の夜、夕食の客はその日の午前中に冷凍保存してあるソバを石臼でひいてソバ粉をつくる。 客が来てからソバ打ちを始めるようで、ソバ茶から始まりソバシャーベットのデザートまで2時間半かかる。

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待たずに食べれるファーストフード、”どんどん庵”のソバやうどんもいいが、これだけのものを2時間半もかけて味合うスローフードもたまにはいい。ちなみに値段は約10年前で3800円。今なら、おそらく5000円だろう。日常生活に変化の乏しいサンデー毎日族の話題つくりには”もってこい”だった。