ふる里の文化探訪

悠学カレッジ「ふる里の文化探訪」第1回は三好の歴史民族資料館と福田の酒井家の見学。参加者の半数以上はお馴染さんで和気藹々の雰囲気。 ブログのお馴染さんもいて二番煎じ、三番煎じにならないような切り口のカキコを心がけねばなるまい。


街の中のあちこちにアートがあふれ、文化の薫り高い三好と持ち上げられているワリには、歴史民族資料館や図書館のお粗末さにあきれる。 昨年もこの講座で資料館を見学したが、展示物が1年でそう変わることはないだろう。しかし、説明の掲示物が「手書き候」の物や展示物の名前を示すのに手書きで「荷札」がぶらさがっているものなど1年経っても相変わらず泥臭い。 町としての衣食は足りたと思うから文化にも目を注いで欲しいものだ。


福田の酒井家金比羅宮は江戸後期の寺社建築で町指定有形文化財。 眼科医を家業とした酒井家と金比羅さんの結びつきが説明できない学芸員。これというのも織田、豊臣、松平といった歴代の領主に仕えた当時からの酒井家の古文書が名古屋の博物館へ持って行かれてしまったからのようだ。  町がもう少し、文化面に力を入れていたらと惜しまれる。

   

       下2枚:建築当時そのままの天井絵