家事労働
あすからは3月というのにいつまでも夏の花を家の中に閉じ込めておいてはと思い立ち、ブーゲンビリアやハイビスカスを
庭に移動させた。 鉢の置いてあった場所に掃除機をかけ始めると、その先々の汚れが気にかかり廊下、その先の部屋というようにかける場所が広がってゆく。 家事労働とは大変だ。
単身赴任のときも、月に1,2度カミさんが掃除にやってくるのに任せていた。来年、結婚40年になるというのに家事の大変さが今頃になってやっとわかったような気がする。これぞ、偉大なる「鈍感力」か。 いや、そうじゃない。外に敏感過ぎただけだろう。
4月からは、熟年離婚した妻の方に夫の厚生年金の半額の受給ができるそうだが、こんな大変なことを長年やってきたのだから差し上げてもいいじゃないか。 ただし、自分は半分カミさんにやるのはいやだから、離婚騒動が起きないよう、せいぜい家事労働に励むことにしよう。