湯タンポと兵馬俑


週末は悪天候との予報通り朝から厚い雲に覆われ今にも降り出しそうな一日。冷たい風がなかっただけまぁまぁ過ごしやすかった。きのうの中日新聞の一面に多治見の陶製湯タンポの天日干しのカラー写真が載っていた。「陶の癒し仮設へも」の見出し、記事の内容はこうだ。多治見の製陶所では震災後の節電志向から陶製湯タンポの注文が急増。今年は例年の7千個の生産の2倍以上の1万5千個を出荷する。この製陶所は仮設住宅の入居者に2百個寄附した。




新聞の写真を見を見るなり、これはどこか見覚えのある光景によく似ている。それも最近見て感動した光景だ。そうだ、先日訪れた中国・西安で見た兵馬俑だ。かたや単なる湯タンポ、他方は2千年以上も前の世界遺産。どこが似ている? 双方焼き物であることは間違いない。そして、並び方が似ていると言えば似ている。似ていて、それがどうした?


寅さんではないが「それをいっちゃぁ〜、おしめぇ〜だよ。」湯タンポの天日干しは昔よく見た光景。兵馬俑はつい先だってみて感動した光景。うまくは説明できないが、どちらもこの目で見た記憶や感動をおぼえた者だけしかわからない何かがあるから嬉しくなるのだ。