睡蓮&石灰棚


青空が広がり気持ちの良い晴天。グラウンドゴルフでは汗ばむほど。台風が近づいているせいか、夕方からは雲行きが怪しくなってきた。ラジオ深夜便できょう6月4日の誕生日の花は「睡蓮」だと伝えていた。もうそんな季節なのだ。ウォーキングコースからは少し外れているが、それでもウチから歩いて5分位のところにある”ふながや池」”では、毎年6月中旬になると真っ白な睡蓮が咲いて美しい。


この池、すり鉢状で水辺まで人を寄せ付けず、池の周囲の林が鏡のような水面に写しだされる風情は三好丘の住宅地の中にあるとは思えない趣だ。睡蓮にとっては安住の地だ。桜と同様開花は去年と比べ1週間ほど遅れているようだ。せっかくラジオで放送されたから去年撮った写真に特別出演してもらおう。           


睡蓮といえば、先週新東名高速を利用した1泊旅行で掛川の花鳥園に行った。ピンクや紫色した熱帯の睡蓮が水槽を温度調節して年中咲かせてある。興業的にはトロピカル調の鮮やかな色の花が年中咲いているのが一番有効だろう。”季節の移ろい”に敏感なおじさんには、純白であるがままの姿のあの”ふながや池”の睡蓮の方に愛着がある。


 
新東名利用の旅行で浜松の竜が岩洞(りゅうがしどう)にも行った.トルコから帰ったその週の週末のこと。カッパドキアの奇岩地帯やパムッカレの石灰棚の強烈な印象がまだ脳裏に新鮮な記憶として残っている時なのだ。東海地区最大規模の鍾乳洞とのふれこみがあっても、トルコの奇岩や石灰棚は世界遺産だ。竜が岩洞に は悪いが、ミシェランの★★★とB級グルメの差くらいに思えた。学問的なことはわからないが、元を辿ればいずれも石灰岩と水の作用でないか。


上の写真、パムッカレの石灰棚。台地の上から流れ出る石灰成分を含む湯が、長い間に結晶して台地全体を覆ったもの。写真上:麓から見上げると真っ白い雪山に見える。写真下:上から見ると棚田状に見える。