オランダ・ベルギー旅行こぼれ話

低気圧爆弾に襲われて帰宅難民になってもとの心配から、きのうの名古屋での飲み会は早めに切り上げた。一夜明けたけさは澄んだ青空。爆弾低気圧もうそのようだ。


「オランダ・ベルギー旅行のこぼれ話」


● 本場で買ってこそ価値がある

「本場で買ってこそ価値がある」これは日本に来て薬・化粧品・家電製品を「爆買い」する中国人のセリフでもあるが、我が同胞も海外旅行すると同じ気持ちになるものだ。昨年ミラノでイタリアサッカーリーグACミランで活躍する本田圭祐のレプリカユニホームを孫の土産に買って大変喜ばれた。爆買い中国人と同じ気持ちからだった。



昨年の旅行の際、ヘルシンキの空港の免税店で包装の美しいチョコレートがあったので、娘たちの土産に買った。それがゴディバのチョコレートだった。世界的に有名な高級チョコなんていうことは全く知らなかった。今年ベルギーに行くと娘たちに云ったら異口同音に「本場で・・・」と云うのではないか。仕方なく買った。


この店。ブリュッセルの中心、グランプラス広場の一角にある。全世界に250店舗を展開するゴディバの1号店、旗艦店で1956年に開店したという。店員がふたりだけで、あまり垢抜けした様子もなく、これが世界のゴディバの旗艦店かと思うよな店だった。


● 世界三大がっかりのひとつ「小便小僧」


15世紀から17世紀にかけて建てられた市庁舎や同業者組合の集会所(ギルドハウス)に取り囲まれた110m×70mの方形広場グランプラスから徒歩で5分くらいの場所に小便小僧が立っている。1619年に造られ”ブリュッセル最長老市民”のキャッチフレーズでブリュッセルのシンボルとなっている。

                       

写真を撮るのにも苦労するほどの人だかりだ。これだけの名声と人だかり。見てみたらこれだけのものだ。やっぱり、世界三大がっかりのひとつに数えられても間違いないことを実感。




世界的に有名で、観光客が多い割には、素朴・簡素・小規模で、過剰な期待を裏切るとされる場所のトップ3例がシンガポールマーライオンコペンハーゲンの人魚姫の像、ブリュッセルの小便小僧だとガイドさんが語っていた。


クマさんは去年の秋シンガポールマーライオンにがっかりしてきた。そして今回の小便小僧。三つ目のコペンハーゲンの人魚姫の像は、これを見る前にビッグながっかりを去年の欧州鉄道旅行で体験してきた。コペンハーゲンストックホルム行の列車に乗り換えた際、ちょっとしたスキにカメラの入ったかばんを盗まれてがっかりしてきた。

これで世界三大がっかりを制覇したことにしておこう。