ワケも分からず唄った歌

       思い出                           冬の星座

かきに赤い花さく   いつかのあの家        木枯らしとだえて  さゆる空より
ゆめに帰るその庭  はるかなむかし         地上に降りしく   くすしき光よ
鳥のうた木々めぐり そよかぜに花ゆらぐ     ものみないこえる  しじまの中に
なつかしい思い出よ はるかなむかし       きらめきゆれつう  星座はめぐる


上の二つは子供の頃よく唄った文部省唱歌です。    昔、ワケもわからず唄っていた歌をサンデー毎日のおじさん、おばさんたちは今この年になって、その意味をああでもない、こうでもないとブログでやっているのです。  その一部の紹介。


① かきに赤い花が咲くなんて聞いたことがない。もし、咲いていたら写真を撮ってくれ。
  かきの実が赤くなったのを遠くから見ると赤い花が咲いたように見えるのだ。
  「かき」は必ずしも「柿」とは限らない。 「垣」つまり垣根に赤い花が咲いているのだ。

② ものをみないでどこを超えるのだ?
  ものが見えないほど肥えてしまったのと星座と何の関係があるの?
  もの皆(すべてのもの)憩える(ひっそりと休んでいる)ということじゃないの?


50年以上、ワケもわからず唄ってきた歌はけっこうあるもんんだ。
賢明なるみなさんにはあえて正解をお教えするまでもないと思います。

                            2本ある柿の木のうち1本は7月に入ったらもう実がついている。 葉っぱは赤くなっても赤い花はみたことがない。