自然のかくし絵

孫の”あせも”がひどくて手を焼いている娘が「桃」の葉を乾して煎じたものを塗るといいと聞いたからと言って「桃の葉」をもらいに来た。
 

上の2枚の写真何の変哲もない「桃の葉」の写真です。ところがこの中に重要なものが隠されているのです。
せっせと葉を摘んでいる時に指先に柔らかい感触があった。葉だと思っていたのが「アゲハの幼虫」だった。



大きさの比較のため指を写してみました。 この幼虫、立派な「アゲハ蝶」になるには外敵から身を守らねばとわが身を「桃の葉」にカモフラージュしているのではないか。
一生懸命生きる姿をみて、とてもでないが潰すことなんかできない。 そっとしておいた。


肝心な「桃の実」は二つだけあったが、どうせ鳥に喰われてしまうからどうでもいい。
「自然のかくし絵」に接することが出来ただけでも今年の収穫があった。