恵まれすぎにも問題あり

家庭菜園の横の雑木林のクヌギの木に”すいか”を置いて「カブトムシ」が寄ってくるようにしてある。 それを子供たちが毎朝観察に来ている。
子供の頃小川での魚とりはよくやったが、「街の子」だったせいか昆虫採集など余りやった記憶がない。 そのためか、このカブトムシ観察は興味がある。

 

左:4月、家庭菜園のたい肥の中から出てきた幼虫    右:8月 メス

写真左の幼虫が成長して写真右になったワケではないが、こんな風に成長してゆく過程を細かく観察してみたいものだ。


それにしても、三好丘の子供は恵まれている。家庭菜園では子ども会用の区画があり、野菜を作っている。 5月には休耕田を借りて田植えをやった。 昆虫の観察はできる。四つ池で魚の観察もできる。


人間、あんまり環境が良すぎると却ってダメになることもある。自分がイイ例だ。
実家が本屋で、みんなから「好きなだけ本が読めていいなぁ〜。」と羨ましがられたものだが、次から次へと新しい本が入り目移りががして、結局じっくり読書をするということがなかった。


三好丘の子供たちも、親があんまり手を差し伸べるのも考え物だ。 自主性がなくなってしまうような気がしてならない。