温かみのある「こらっ」

mikawakinta632006-11-02

昨日の夕方、名古屋・金山総合駅のコンコースで黒山の人だかり。その中心にいたのは大相撲の「呼び出し」さんのようなかっこうをしたおじさん。 なにやらしゃべっている。約束の時間に遅れてはと思いその人だかりを整理している「愛知県」の腕章をした人からパンフレットをもらっただけで立ち去った。


愛知県青少年育成県民会議の「青少年の心を育てるキャンペーン」のパンフレットだった。
あなたも「地域のおじさん、おばさん」になってください。というキャッチフレーズでこんな投書も掲載されていた。


             あったかぁ〜い「こら」の心

 学校の帰り道/ 道端の石を蹴飛ばしながら/ ジグザグに歩いていたら/ 見知らぬおじさんから/「こらっ 危ないぞ」/

 の声が飛んできた/  (中略)  /だが今の大人からは/「こらっ」がなくなった

 あの子もこの子もみなの子/ 温かみのある/「こらっ」の心を/ 忘れたくないと思う


最近の「いじめ」や「いじめに起因する自殺」で、「泥縄式のお役所仕事」のニオイがせんでもないが、犯人探しばかりをやっているよりはマシだろう。
銭湯や夕涼みの縁台でよそのおじさんおばさんたちと子供たちの会話がなくなった今、老人クラブの出番だと小生が思っただけでも・・・・。


追記:
先日manaさんのカキコで「大人が変わらなきゃ子供が変わらない」自分ひとりのチカラでは・・・。というのがあったが、おくらばせながら社会運動がはじまったといえるだろう。