トヨタの森での「へぇ〜」

悠学カレッジ「ふるさとの自然」最終回。きょうは豊田市岩倉町地内の広大なトヨタ所有地の中に15ヘクタールもある「トヨタの森」の自然観察。 なお、この森の北東側にホテルフォレスタがある。


里山学習館「エコの森ハウス」でトヨタ自動車の環境問題への取り組みや「トヨタの森」の説明を受ける。
森の中での観察も7〜8人に一人の専門家の案内がついた。今までの各地での観察では大抵ボランティアの方の案内であったが、今回は企業の社会貢献の一環としての事業であるだけにスマートさが感じられた。


  ● 「へぇ〜二題」

 *その一
「コナラ」「アベマキ」のような樹皮がごつごつとした木と「サルスベリ」のように樹皮がつるつるの木では木の幹の温度の差が手でさわるだけでわかる。
地下から吸い上げた水の温度が、ごつごつとした樹皮のあるなしによって断熱効果が異なってくるから。


 *その二
ヒキガエル」は池に棲息にあらず。 オカに上がって穴倉に住んでいる。トヨタの森にある人工の池と穴倉は約200mほど離れていてその間を毎日通勤しているそうだ。

     

 「ヒキガエル」の通勤先の池     「すまい」玄関の入り口は20〜30cmの高さ