好縁社会

午後、名古屋・白鳥国際会議場へ「団塊の世代」の名付け親、堺谷太一氏の講演会「職縁社会から好縁社会へ」を聴きに行く。 同名の本をリタイヤーする前に第二の人生の送り方の参考にするため読んでいたので目からうろこの落ちるような話でもなかった。しかし、リタイヤー後の生き方についてこの本から得るところが多くあって、その再確認の意味合いもあって興味深く聴いた。 話を要約すると次の通り。


現役時代は何をするにしても仕事との繋がりで日常生活があった。つまり職縁社会での生活。リタイヤーしたら一刻も早く職縁社会と訣別して同好の士でできる社会、つまり好縁社会の一員となることだ。


国も企業もリストラをしてきたが、家計のリストラが一番遅れている。現役時代の延長で都心で高級品を買ったり、高級な飲食をしたり・・・。職縁社会の世間体とは訣別すべきだ。 リストラすれば好きなことに使う金は生み出せる。本当に好きなことは上手になる。たとえ上手にならなくても情報通にはなり、人脈ができる。


いま自分が第二の人生の指針にしてやってきていることが氏の言っておられることに大筋において合致している。そのことが確認できただけでも有意義であった。氏の説が絶対正しいと言う保証はどこにもなく自己満足にすぎないが・・・。


   ◆ ヒラタケ
 11月の中ごろ、これだったら発泡スチロールの箱で、湿気を切らさないようにすれば家庭でも栽培できるということでもらってきた「ヒラタケ」。 もらってきた時は生育したものが3〜4本あった。 食べた後、毎日水を切らさないようにしていたらやっと食べごろになった。 参考までに黄色のものは「かりん」