たかが「かめ」されど「かめ」

「うさぎとかめ」の話にもあるように”のろまな亀”だと侮ったばかりに大失敗したお粗末なおはなし。

桜の開花宣言がされたほどのぽかぽか陽気に誘われて、逢妻川沿いの散歩道へ遠征。

                                  
相変わらず「かも」が泳いだり、日向ぼっこで10数羽はいる。 川べりの石の上で甲羅の大きさが30cmはある大きな「かめ」が甲羅干しをしているのではないか!
相手はのろまな「かめ」のことだ。できるだけ近づいてシャッターをと思い堤防を下りるとき、足元に気を取られて下を向いた瞬間に物音に気がついた「かめ」さん水中にもぐりどこかへ消えてしまった。
スクープ写真を撮りそこなった。 残念!


ちょっとした物音でもすぐ逃げる「かも」は気づかれないように慎重に撮るが、のろまだと侮った「かめ」にはしてやられた。
こういうことは、日常生活でもよくある。交通量の多い交差点は互いに気をつけるから案外事故が少ない。交通量の少ない交差点は大丈夫だろうと侮っているから、思いのほか事故が多い。
たかが「かめ」されど「かめ」 決して侮るなかれ。



「こぼれ種」ならぬ「こぼれ球根」といおうか、「迷い球根」といおうかチューリップとヒヤシンスが庭の片隅にひょっこり現れた。  植物はいい。 逃げも隠れもしない。 おとなしくモデルになってくれる。