花しょうぶ

もう入梅かと思わせるようなうっとおしい一日。庭や畑の水遣りから解放されるだけはありがたい。

稲沢にいる孫のところに行ったついでに郊外にある花しょうぶ園に立ち寄った。

 

花しょうぶ、あじさいとならんで雨に似合う花だ。 葉が菖蒲に似ていて美しい花が咲くからこんな名前がついただろう。

「あやめ」と「かきつばた」と「花しょうぶ」を一目で見分けられる人は、そうザラにはいないだろう。



だって、物の区別がつきにくいことのたとえで「いづれ あやめか かきつばた」ということがある。それほど見分けが

つきにくいということだろう。しかも、たいていは「いづれ 菖蒲(あやめ)か杜若(かきつばた)」と書いてある。

こうなると、ますます三つの花の区別は混乱してしまう。



先日読ませていただいたブログに知立の花しょうぶの場所が知立公園と書いてあったり知立神社と書いてあったりで紛らわ

しいとのカキコがあった。 花しょうぶはあやめやかきつばたと紛らわしいどころか、お祭りをやっている場所まで

紛らわしい。  いろいろと話題に事欠かない花のようだ。