田植え
午前中、行政区が借り上げた田んぼでの「親子田植え」を見学。親子合わせて60〜70人。
子供の半分以上がソックスを履いたままで田んぼの中に入るのには恐れ入った。
まずは、田植えの経験のあるベテランのおばさんたちが、手本を示し次いで親子
で植えてゆく。田植機も用意してあったが、9時半ごろから始めてお昼頃には
全部手植えで済んでしまった。
興が乗って田んぼの中に座り込んで植える者まで出てくる始末。
町なか育ちの小生も、田植えをこんな近くで見るのははじめての経験。
そういえば、小学生のころ(昭和23年〜29年)田植えの時期、
稲刈りの時期に「農繁休暇」があった。街の子と農家の子と半々くらい
だったから、農家の子は休んでも欠席にならなかった。
農家の仕事のつらさを知らない街の子にしてみると、なんともうらやましい
「農繁休暇」だった。
今の世にこんな制度があったら、蜂の巣をつついたような大騒ぎだろう。
「昭和は遠くになりにけり」。