二つの講座

mikawakinta632008-02-09

今冬はじめての積雪。昼ごろから降り始め夕方までに10cmほど積もった。
四つ池の周りは一面雪化粧。


きのう、きょうとまるっきり異なる分野の二つの講座で話を聞いた。
きのうは悠学カレッジ時事問題で「郵政民営化 その後」と題して三好郵便局長の話。昨年10月に民営化され日本郵政という持ち株会社の下に郵便局(株)、郵便事業(株)、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険と4つの会社が出来た。


郵便局(株)の三好郵便局は郵便事業、ゆうちょ、かんぽの代理店の業務をしていることになる。三好郵便局の中に、郵便事業会社の三好支店もあり、「ゆうゆう窓口」を設けている。これは、郵便局の時間外業務(平日20時まで、土日祝日)
をしている。


この複雑な組織は利用者の利便そっちのけで「民営化先にありき」の組織以外何物でもない。この先10年でJRのように
民営化して変わったと万人が認めるようになるかどうかは、第一線で仕事をしている人たちの仕事ぶりにかかっているだろう。


きょうは悠学カレッジ一般公開講座。サンアートで浄土宗尼僧 小林良正師の「和顔愛語」(わげんあいご)
退屈させないユーモアあふれる語り口で、やさしさあふれる家族になるための秘訣などを説いた。笑わせるだけで終わることなく、ポイントははずさない語りはさすが。


きのうの話は、きょうの雪が解けるように何も残らないだろうが、きょうの話は解けて流れてしまうことはないだろう。