ソテツの実
♪ 赤い蘇鉄の 実も熟れる頃
かなも年頃 かなも年頃
大島育ち
バタやんこと田端義夫のヒット曲「島育ち」の一節である。
午後の悠学カレッジでご一緒させていただいているこのブログの常連Oさんから珍しいものだといっていただいたソテツの実である。ソテツの実と聞いて最初に頭に浮かんだのがこの歌。
上の写真はソテツの実で作ったおもちゃ。 下の2枚はいただいたソテツの実
いただいた時に、これは食べられないと念をおされた。いったい、どんな利用の仕方があるものかとネット検索。
生きた化石といわれるくらい数億年前から存在しているそうだ。花は別々の株にでき雌雄異株。秋冬から春にかけて実がなる。実にはサイカシンという毒があるそうだ。(食べられないと聞いておいてよかった)
10〜11月頃に採取後、陰干しで乾燥させ「せきどめの生薬」として用いられることもあるそうだ。
上の写真のようにおもちゃを作ることもあるそうだ。
カラスウリやキカラスウリの実をキウイの棚にぶら下げたり(ちょっとしなびたがいまだに健在)、ソテツの実をいただいて喜んだり、これも一種の「幼児返り」現象か?