お恥ずかしい

朝目覚めてカーテンを開けてみてびっくり。外はうっすらと雪化粧。                        こんな寒さの中でも、地植えのクリスマスローズの名前は知らないが、ちょっと変わった種類のものが一輪だけ花を咲かせた。

 


はてなブログのMさんが先日三好丘のアトリエKeiの展示を見て買い物をしてきたとカキコがあった。散歩の際に立ち寄った。靴を脱いでフロアーにあがるような構造になっていた。靴をそろえもせず上がり込んだら、工房で指導中の中年女性の先生が展示フロアーの方へ来られた。そして、靴を揃えられた。ちょっと、恥ずかしい思いをした。カミさんの方が女性である私が・・・と恐縮していた。


この出来事の後、配信されたメルマガを読んだのでこのエッセーのインパクトが大きく、わが夫婦の行動の恥ずかしさが余計に増幅された。


「褒めていただける喜び」という題でクロネコヤマトの元社長小倉昌男のエッセー。

社長当時、某会社の常務から一通の手紙を受け取った。その内容は「病院で靴を脱ぎスリッパを取ろうとした時、隣りの方が自分で取ったスリッパを『どうぞ』と、自分の前にきちんと揃えて置いてくれた。誰かと思ったらグリーンのジャンパーの若者であった。病院に荷物を届けに来たヤマトの社員であった。


このような心暖まる親切に接し、驚きいった次第。とかく他人のことは我関せずの昨今、胸にこみ上げるものを感じ、何と表現してよいやら感激した。無味乾燥の世の中に慈雨を得た喜びで、良い意味の衝撃が今でも思い出すと心なごみ豊かな心地になる。今後の自分の人生に大きな光明となると信じている。」


私たちは、人が見ていようといまいと、「スミマセン」「ドウゾ」「アリガトウ」という気持ちが、いつも言葉や態度に表れる人になりたいと思う。それは仕事のためだけでなく、自分の人生を豊かにするからである。