デジカメ修理中

きょうは啓蟄（けいちつ）。冬の長い間地中にこもっていた虫などが這い上がってくる時期だとされる。
きょうみたいにこれだけ冷たい風だと、なかなか虫たちも這い上がって来る気にもなれないだろう。
ニュースで桜の開花予想を始めたところをみると、春はもうそこにやって来ているようだ。

１週間ほど前、デジカメの電池蓋のツメを折ってしまって修理に出した。２週間ほどかかるそうだ。
季節の移ろいを感じて、詩歌や絵画で表現する才能もないからせめてデジカメくらいで表現しようと、毎日散歩の際持ち歩いているのに、ここ１週間ほどの間それがない。　触角をもぎとられたカブトムシのようなものだ。
まるで障害者だ。

「五体不満足」の著者乙武クンが云っている。「障害は不便です。だけど不幸ではありません。」
乙武クン、五体不満足で一生不便な思いをしながら、学校の先生になったとテレビが報じていた。

彼のことを思ったら、健常者の自分が何とバカなことを云っているのかとアホらしくなった。