球春

初夏を思わせるような一日。隣の家の犬と散歩に出かけたら、ワンチャン、暑さに参って途中でストライキをおこす始末。東京、静岡、名古屋で桜の開花宣言だったようだ。四つ池のまわりのソメイヨシノも明日には開花しそうな様子だ。
丘陵地の土手に咲いている早咲きの種類の桜(だと思うが)、もう満開だ。

 
開花寸前のソメイヨシノ            満開の桜



きょうから、センバツ高校野球。おとといからはプロ野球もパ・リーグが開幕した。いよいよ、「球春」到来だ。
けさのラジオでやっていた。この「球春」と言う言葉、ある新聞社の造語であるので広辞苑には出ていないと。
ホントかいなと思って、広辞苑を開いてみたが、やはり出てない。念のため、ヤフーの辞書検索をしたら、大辞林に「野球シーズンが開幕する春先のころ」と出ていた。きょうの中日新聞の社説にも「球春到来」というタイトルが出ていた。
これだけ使われている言葉が、国語辞典の中でも最も権威のある広辞苑に出てないと言うのは不思議なことだ。


球春到来とくれば、今年のセ・リーグを占っておかねばなるまい。順位は1位中日、2位巨人、3位阪神、4位以下は十把一からげ、どんぐりの背比べ。
カネにあかせて球界一のスピードボールのクルーン最多勝投手のグライシンガー、打点王のラミレスを補強した巨人を押す解説者が多いが、「オレが、オレが」集団にチームプレーをさせる指導者の力不足だからダメだろう。
リーグ優勝、クライマックスシリーズ優勝ができたら、これだけの補強をさせたナベツネ・オーナーの冥土のみやげだろう。