一言のインパクト

大型連休真っ只中の老人クラブ日曜例会。こんな日には集まりが少ないだろうと予想していたが、何のことはない。
毎月のほぼ平均どおりの参加者。サンデー毎日には大型連休は関係ないってことだ。

きのう配信されたメルマガ。ガイドヘルパーをしている人からの投書。「一言」の持つインパクトを考えさせられた。　　その要約。

私はガイドヘルパーをしています。障害をもつ利用者を車椅子で地下鉄に乗車した時の出来事です。座席は満員で、立ち客も大勢乗車していました。
私は、なるべく人の邪魔にならない位置へ車椅子を誘導しましたが、それでも座っている女性客の旅行カバンが邪魔でした。困っていると女性客がカバンに気がついて動かし、私達に、笑顔で車椅子の場所を確保してくれました。
私たちは感謝の気持ちでいっぱいでした。

そして、彼女達が途中の駅で下車する時、「お元気で。体調に気をつけてください」とやさしい言葉をかけてくれました。嬉しかったです。私達の心はそれから気持ちよくなり、その日一日は、今の世の中で、こんな優しい方がいらっしゃることに気が付き、楽しい一日となりました。さっそく、恩送りをしたいなと思っています。

「お元気で。体調に気をつけてください」オジさんには、この台詞が、なかなか出ない。席を譲ったりヘルプしたりはしても、ついつい周りの人たちの目が気になってしまい、声が出ない。(なんだあの人、エエカッコして)と、思われているんじゃないかと思ったりして。

「行動」も大切だが、ほんの一言にも大きな価値がある。「たった一言」が人の心を優しくする。
わかっちゃ　いるけど　できないんだナ〜。オジさんは、できることからやってゆこう。

　（今日の一枚：ジャーマンアイリスとつつじ）