近づく裁判員制度

mikawakinta632008-06-29

終日の雨。こんな日は一般紙やら多治見のコミュニティー紙(週刊で郵送されてくる)やらゆっくり読める。
裁判員制度スタートまでに1年を切って、両紙ともに関係記事・広告など目を引く。


中日1面に制度がスタートするに当たって視聴覚障害者が参加を不安視している記事があったかと思えば、
最高裁法務省日弁連が合同で制度のPR広告を出している。


コミュニティー紙にはガキ仲間の弁護士が再三再四反対意見を寄稿している。6月27日の寄稿の要約。
「国民の目線で意見を述べればいいのです。」「あなたの一票も裁判官の一票も同じです。」「あなたの貴重な意見が裁判に反映されるのです。」などと最高裁はまやかし広報・宣伝するが、これは医者がトーシロを集めて「みなさん一緒にこの患者さんの手術をしましょう。」「なあに簡単ですよ、少しお手伝いして頂ければいいんです。」と言っているようなもの。裁判官だってシロートの裁判員に振り回される犠牲者になるのであって、国民のためにはならないから絶対反対。
その立場立場でいろいろ意見はあろう。いつクジ引きに当たるかもしれない我々一般市民の感覚では積極的に参加するという人より「人が人を裁くことへの抵抗感」「一生つきまとう守秘義務への不安感」を抱く人の方がずっと多いだろう。



<きょうの一枚>  アガパンサス(紫君子蘭)  三好丘の農家の庭先  19年6月29日

きょうの誕生日の花「アガパンサス」。最近あちこちの庭先で見かけるようになった。先週訪れた「あじさいの里」にもたくさん咲いていた。あまりにもポピュラーになったので写真を撮ることもしないで来た。
きょうの誕生日の花だと聞いても雨降りでは・・・・。そこで、去年撮ったのを探したら奇しくも6月29日撮影だった。