想定外

mikawakinta632008-07-29

3年ほど前ホリエモンの使った「想定内(外)」が流行語大賞となり世間を賑わした。


先週、当のホリエモンライブドア粉飾決算事件の控訴審があり一審どおり懲役2年6ヶ月が言い渡された。この裁判の前の週に旧日本長期信用銀行粉飾決算事件の最高裁判決で旧経営陣に無罪が言い渡された。
別にホリエモンに肩入れするワケではないが、こうした「官」に甘く「民」に辛い日本の司法にはホリエモンも想定外だったであろう。


おととい敦賀でのイベント最中の突風事故、きのうの神戸での鉄砲水事故。いずれも想定外の事故だったと言えよう。
地球の温暖化が引き金になっているかもしれない。しかし「明日のエコではまにあわない」
想定外の自然の猛威には「あきらめる」より仕方ないか? 何万、何千万分の一の確率でもあればそれを想定して臆病にも自然の猛威から逃れる行動をとり続けなければならないか?


識者は「日本人は災害に対して、自分に限って遇うことはないと思っている。」という。
自分は、災害に対して最低限の備えはして、想定外の猛威がきたらあきらめる。ピリピリとした生活を毎日するのは疲れる。




<きょうの一枚>  ケイトウ  自宅  7月29日

夏枯れの花壇に彩りを添えてくれるケイトウ。安い花でも立派に庭のアクセントとして役立っている。
黄色の花穂のものもあるが、「鶏頭」と書くケイトウはやはり赤が似合う。
図鑑では秋の花に出てくるが、もうこれだけ咲いている。ここにも地球温暖化か。