初冬の瀬戸・海上

天気予報ではあすは雨。3日続きの好天を有効に・・・ということで持ち出しのウォーキングは海上の森へ。その後にブログでPさんおススメ、陶磁資料館の企画展「海のシルクロードの出発点”福建”」へ。


ウォーキングでも汗をかくほどの陽気でも、海上の森や陶磁資料館の庭園の草木の彩りは初冬の風情。その点描。

               ● 枯葉

      

 

人っ子ひとりいない陶磁資料館の庭園、樹下に積もった黄色の葉と赤い葉の混じり具合が実にいい。形容する言葉がない。
こんなに積もっていると「冬のソナタ」で枯葉を雪に見立てかけあっこするシーンを思い出す。



               ● 草枯れ

 

海上の森駐車場のはずれにある湿地帯。カヤの類か?茎は枯れて黄色くなり穂先は綿をかぶったように真っ白で異様な草枯れの光景。 こんな時、芹沢先生と一緒に来たら説明が訊けるが・・・。素人には異様な光景としか言いようがない。


               ● 枯蔓

        

海上の里へ行く途中、川沿いの林。蔓性の植物が葉を落とし、蔓だけになったものが木々に絡み付いている。
籐かあけびか?悲しいかな名前がわからない。力を持て余したようにぐるぐる巻きついたさまは、どこか哀れでもある。


               ● 初冬のの黄昏

      

陶磁資料館の庭園、穏やかな陽気に誘われて散歩。レストランでコーヒーを飲んでいるといつのまにか初冬の日は西に傾きイチョウの葉が黄金色に輝き、赤い葉がまぶしい。イチョウの木の影も随分長く延びてきた。


冬ごもりの前の束の間の息抜きのウォーキングのような気がした。