朱 二種

寒に入ったと言っても日中は暖かい。空も澄んで抜けるような青空。朝のウォーキングで、そんな青空に鮮やかな朱色が映える二種類の花木。 センリョウと寒ボケだ。


●センリョウ

暖かさに誘われて辰巳山墓苑の中まで足を伸ばした。墓という墓ほとんどに正月用の花が飾ってある。ひときわ目立ったのが青々とした葉と朱色の実の対比が綺麗なセンリョウだ。

正月の縁起物が縁起でもないお墓に・・・。自生しているか栽培されている訳でもない、単に飾ってあるだけではないかという論もあろうが、正月のことだ”綺麗なものは綺麗”でアップした。
センリョウ、何度も庭で育ててみたが日当たりが良すぎて失敗ばかりだったので余計思い入れがある。


●寒ボケ

ふながや公園の東側の遊歩道の植え込み。縦横に延びまとまりの悪い枝の中で蕾が膨らみ、ボチボチ花が咲き始めた。

                              

ボケは本来春に咲くが冬の内から花をつける種類だろうか。それとも、ボケがきて季節感がマヒして春と勘違いしているだろうか。 ウチの庭のボケはまだ咲いてない。春に咲くだろう。亭主がボケてないからだろう。