ニコニコになあれ
きのう配信されたメルマガ。豊田の高校の女性養護教諭が「ニコニコになあれ」と題して投稿していた。ホロリとさせられる話だった。
<2歳7ヶ月の娘さんを持つその先生、朝は早朝保育、帰りは長時間保育で暗くなってからの保育園への送迎の毎日であった。土日も仕事に追われ、家事も満足に出来ず、娘さんとの時間がゆっくり持てない日々でギスギスしていた。
そんなある朝のこと、保育園へ向かう車のチャイルドシートから娘さんが「お母ちゃん、ニコニコしてよ〜」と呪文を唱えるように「ニコニコになあれ ♪お母ちゃん、ニコニコになあれ♪」 思わず頬が緩み、娘さんの呪文どおりニコニコになれたのと共に、こんなに幼いのに自分のささくれた気持ちを感じていたんだなぁ〜・・・申し訳ない気持ちで泣けてきた。
またも娘さんは「お母ちゃん、泣いちゃダメ! ニコニコなあれ!」魔法の言葉をかけてくれた。
養護教諭として大事なことを忘れていたことに気づいた。今の自分に必要なのは「ゆとりを持った対応と笑顔」だということを。>
こどもは親の気持ちに敏感であり、正直ではっとさせられることがあるものだ。
<きょうの一枚> 冬草ー三好丘柿畑 1月17日
丘陵地の柿畑。何箇所もあるうちにここだけは柿の木のまわりは青々として冬を感じさせない。しかし、じっと寒さに耐えている姿がけなげである。