梅開花&裁判員制度

きのう同様夜来の雨が上がり、きょうは青空。昼下がりのウォーキングでは汗をかくほど暖かい陽気。天気予報では夜からは寒くなるとか。この陽気に誘われて、正月飾りに使った梅が玄関の花瓶で開花した。花瓶の梅の故郷、ふながや公園の梅林では、さすがまだ蕾固しの状態だった。

 

           



午前中、悠学カレッジ「時事問題」裁判員制度名古屋地方検察庁の係員が来て、中村雅俊監督・主演の裁判員制度PR用DVDを1時間ほど見せた後、パワーポイントを使って制度の説明。


5月からこの制度がスタートするというのに、定額給付金と同じように国民からの支持が乏しい。ネットで調べてみると、ほとんどの世論調査で「参加したいと思わない」が70%近くある。「人を裁くことに自信がない」が85%ある。
そんな状況の中で講師の方が受講者に配った立派なパンフレットに「私の視点、私の感覚、私の言葉で参加します」と大きく書いてあるのが何だか空しく写った。


法律の重みと庶民の感覚とは本来隔たりがあって当然のこと、このあたりがどう扱われるか注目したい。
例えば、鼠小僧次郎吉、天下の大泥棒で法的には大悪人。庶民感覚からすれば、金持ちから盗んだ金を庶民に分け与えてヒーローだ。法と庶民感覚がどう結びつくか、きょうの講座で考えさせられた。