たった一言

mikawakinta632009-03-28

きょう、あすは毎月恒例の”ひだまり喫茶”。この喫茶店、70歳を過ぎた近所の一婦人が言いだしっぺで数年前から公民館で毎月月末の土、日に開かれている。言いだしっぺのこの婦人が全部仕切ってその仲間の人たちがボランティアで運営している。

このご婦人にその労をねぎらいながら雑談していると、彼女いわく「和気藹々で皆が談笑し、帰り際に云ってくれるありがとう、ごくろうさまの一言で随分と背中を後押しされている」


きのう配信されたメルマガに同じような記事が載っていた。2月に沖縄の琉球新報が募集した「心に響く魔法の言葉」。

● 夫の一言「ごちそうさん
 毎日夫に弁当を作っています。帰宅した時に夫が「ごちそうさん」と言ってくれるので、あすも作ってあげようと思いま す。

● 女房の一言「私はあなたの心の非常口だから」
  前職に悩み進退を決めかねていたとき、その一言で胸のつかえがとれました。

● 上司の一言「見てる人は見てるよ」
  課長の一言です。壁にぶつかり、でも頑張るしかないと努力した自分が認められた嬉しさと、上司の温かい人間味を感  じました。

人は「たった一言」で傷ついたり、笑ったり、元気になったりするものだ。なんでもない言葉でも、その人にとっては宝物になることもあるものだ。


<きょうの一枚> 椿 散る  自宅  3月27日

春たけなわというにはまだちょいと早いが、来週の1週間ほどの間に自然界では桜や桃の花が次々に咲いては散ってゆく。
しかし、椿は花ごと落ちる。花が首から落ちることから武家屋敷では嫌われたとか、映画「椿三十郎」では椿の花が大きな役割を果たしたとか、エピソードには事欠かない。 庭に椿の花がポトポト落ちるのは、風情がある。その風情を詩歌に表現できる才能を持ち合わせてないのが歯がゆい。