季節の花めぐり 木々の芽吹き
4月も半ばを過ぎると落葉樹は芽吹き、常緑樹も春落葉してみずみずしい葉に生まれ変わって山々の景色が明るくなってきた。緑化センターの木立もすっかり春の様相で樹木の息遣いが聞こえてくる。季節の花めぐりパート2は「木々の芽吹き」
◆ ムベ
アケビと並んで蔓が延びてこんな美しい花が咲いていた。アケビの仲間のムベ。秋にはアケビによく似た果実がなる。
アケビとは違い、冬でも常緑、果実は熟しても裂けない。
◆ アオキ
平地の林や日陰で育つ。高さ1〜2mの低木。春には1cmたらずのこのような紫色の花をつけ、冬に赤い実をつける。
◆ モミジ
モミジといえば紅葉のことしか頭になかった。ちゃんと花が咲き実がなる。実は1cmたらずの竹トンボのような形の赤い実。
◆ ハナノキ
3月下旬の訪れた時には花が咲いていたが、約半月経ってこのような形の実が出来ていた。落下して遠くへ飛べるようにとプロペラのような形になっているそうだ。
<きょうの一枚> 田園地帯のモザイク模様 三好丘 4月19日