変革期に活躍する30代

mikawakinta632009-06-29


昨夜の雨も上がって朝のうちは晴れていたが、お昼前頃から梅雨時らしい不安定な天気。


朝刊を見てオーバーな表現をすれば、「日本の変革の鳴動」を予感した。横須賀で今度は33歳の市長が誕生した。2週間前には千葉で31歳、松阪で33歳の市長が当選している。そこに花を添えているのが石川遼クン。150年近い伝統ある全英オープンゴルフに17歳の若さで出場権を獲得している。


近代日本になっておよそ150年。この間の変革期には20代の若者が活躍している。咸臨丸に乗って「遣米使節」として渡米した福沢諭吉をはじめとする明治維新を先導し、日本を近代国家へと導く変革を成し遂げた人たちの多くは20代の若さだった。


敗戦後の復興から高度経済成長への変革のリーディングカンパニーとして役割を担った松下幸之助本田宗一郎なども20代のうちに起業し30代にはすでに組織や骨格をつくりあげている。


近代日本150年の間に明治維新と敗戦という大きな変革を体験した。3回目のITバブルは崩壊に終わったが、閉塞した社会に30歳前後の若者達が積極的に手を挙げてどんどん活躍の場を広げてゆこうとしている。閉塞した社会を打ち破ろうとする若者達の槌音が鳴動し始めた。そんな予感がした。



<今日の一枚> むくげ  三好丘  6月29日

早朝の高原の涼しさを感じさせる空気の中で、いっそう涼しさを演出している「むくげ」。画像にして花だけを見ると、一瞬ハイビスカスかと思うほどよく似ている。一夜花ではかない。ポタポタと落花して舗道を汚すのだけは何とかならんか。